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Military Mackinaw Coat

Military Mackinaw Coat

      現存するオリジナル個体は非常に希少で、その詳細の多くが謎に包まれた1930's US-ARMYの名作にして、アメリカ服飾史上における名品、Military Mackinaw Coat 。   道路建設や土壌保全のための小規模なダム作りなどの公共事業、森林の伐採、植林などの国立公園の維持管理事業などの従事者、陸軍では古くから厚手のウールブランケットを使用したマッキーノコートを採用してきたが、前身頃の肩から背中下部まで二重に貼られた贅沢なディティールは、荷担ぎによる肩の負担軽減と防寒を兼ね備えた実用の中から生まれました。 そんな歴史の中で生まれたディテールを駆使して、WASEWの河南氏とウチのデザイナーでシルエットを作り上げました。   形としてはヴィンテージをモチーフに作っているのですが、肩から袖にかけて立体的に流れるシルエットはまるでジャケット袖のように綺麗で。   生地の厚みもあるので少し動きにくさを感じるかと思うのですが、全体的に丸みをもたせ立体でパターンニングをしているため動きを邪魔せずカチッとした見た目に反した着心地になっています。 尾州のションヘル機を使用してじっくりと織られたメルトンの生地は空気を含んで軽やかなのに密度がしっかりと詰まっているため暖かい。     ションヘル織機は一日の生産量が最新の機械と比べたらとても遅く、大量に生産することが出来ず今回のオーダーに関して生産数の上限があります。 オーダーいただいた順に生産をしていくのでご検討いただけましたら幸いです。 価格 65,000+tax Size S/M , M/Lサイズ S/M 身幅57cm 着丈75cm 肩幅52.5cm 袖丈61cm...

Military Mackinaw Coat

      現存するオリジナル個体は非常に希少で、その詳細の多くが謎に包まれた1930's US-ARMYの名作にして、アメリカ服飾史上における名品、Military Mackinaw Coat 。   道路建設や土壌保全のための小規模なダム作りなどの公共事業、森林の伐採、植林などの国立公園の維持管理事業などの従事者、陸軍では古くから厚手のウールブランケットを使用したマッキーノコートを採用してきたが、前身頃の肩から背中下部まで二重に貼られた贅沢なディティールは、荷担ぎによる肩の負担軽減と防寒を兼ね備えた実用の中から生まれました。 そんな歴史の中で生まれたディテールを駆使して、WASEWの河南氏とウチのデザイナーでシルエットを作り上げました。   形としてはヴィンテージをモチーフに作っているのですが、肩から袖にかけて立体的に流れるシルエットはまるでジャケット袖のように綺麗で。   生地の厚みもあるので少し動きにくさを感じるかと思うのですが、全体的に丸みをもたせ立体でパターンニングをしているため動きを邪魔せずカチッとした見た目に反した着心地になっています。 尾州のションヘル機を使用してじっくりと織られたメルトンの生地は空気を含んで軽やかなのに密度がしっかりと詰まっているため暖かい。     ションヘル織機は一日の生産量が最新の機械と比べたらとても遅く、大量に生産することが出来ず今回のオーダーに関して生産数の上限があります。 オーダーいただいた順に生産をしていくのでご検討いただけましたら幸いです。 価格 65,000+tax Size S/M , M/Lサイズ S/M 身幅57cm 着丈75cm 肩幅52.5cm 袖丈61cm...

The 2 Monkeys/VAUDEVILLE

The 2 Monkeys/VAUDEVILLE

「何者感」 The 2 Monkeys/VAUDEVILLE   ヴォードヴィル(vaudeville)17 世紀末にパリで始まった演劇エンターテイメントのことで、大衆演劇の始まりを意味する言葉です。 特定のブーツのオマージュではなく、デザイナーの鈴木氏のワードツリーの中から生まれたブーツ。 まず大きく目を引くのが特徴的なトゥーのデザインだと思います。 ブルドッグトゥと言われるディテールで、おでこ靴という方が馴染みがあると思いますが先端が丸く太い少しボテッとしたシルエットでサイドから見たときにはウエストの絞りがきつめに入ってシュッとしていて、見る角度によって見え方の変わる靴。 正面から見ると少し鋭角に反ったトゥデザインで無骨なイメージにもなり、後ろから見たときには小さめのヒールで少しセクシーな見え方で、デザイナーの狙いにまんまと乗せられてるのかまるでころころ場面の切り替わる喜劇のようなブーツです。 毎度のこと個人的な感想ばかりで申し訳ないのですが、「君ならどんなコーディネイトでこの靴を合わせるの?」と挑発されてる気がして、、、 このパンツなら後ろから見た時が一番キレイに見えるとか、このコーディネートなら前から見たときが一番かっこいいとか。 そんな談義をしながらお客様と話しているのがとても楽しいです。   レザーに関してはタンニンなめしのホースハイドを使用しており、柔らかさもありますが少しシボ感のある無骨なイメージの革でブラックは茶芯を使用しているため、オイルアップする際の色によって経年の仕方が変わるのでそこも楽しみの一つ。 少し甲が高めの設定になっているのも個人的には嬉しい仕様の一つで、逆に甲が低い方は厚めのシワが入るのでそれもまた良い。 そしてこのブーツを持ったとき。 見た目の印象と比べてとても軽やかで、反りも良くスニーカーのように着用できてソールも予めラバーが貼ってあるため急な雨でも気にせずに着用できます。   レザー   新喜皮革 タンニンなめし ホースハイド(ホースフロント)   カラー   ブラック(茶芯) オークブラウン サイズ   US7.5...

The 2 Monkeys/VAUDEVILLE

「何者感」 The 2 Monkeys/VAUDEVILLE   ヴォードヴィル(vaudeville)17 世紀末にパリで始まった演劇エンターテイメントのことで、大衆演劇の始まりを意味する言葉です。 特定のブーツのオマージュではなく、デザイナーの鈴木氏のワードツリーの中から生まれたブーツ。 まず大きく目を引くのが特徴的なトゥーのデザインだと思います。 ブルドッグトゥと言われるディテールで、おでこ靴という方が馴染みがあると思いますが先端が丸く太い少しボテッとしたシルエットでサイドから見たときにはウエストの絞りがきつめに入ってシュッとしていて、見る角度によって見え方の変わる靴。 正面から見ると少し鋭角に反ったトゥデザインで無骨なイメージにもなり、後ろから見たときには小さめのヒールで少しセクシーな見え方で、デザイナーの狙いにまんまと乗せられてるのかまるでころころ場面の切り替わる喜劇のようなブーツです。 毎度のこと個人的な感想ばかりで申し訳ないのですが、「君ならどんなコーディネイトでこの靴を合わせるの?」と挑発されてる気がして、、、 このパンツなら後ろから見た時が一番キレイに見えるとか、このコーディネートなら前から見たときが一番かっこいいとか。 そんな談義をしながらお客様と話しているのがとても楽しいです。   レザーに関してはタンニンなめしのホースハイドを使用しており、柔らかさもありますが少しシボ感のある無骨なイメージの革でブラックは茶芯を使用しているため、オイルアップする際の色によって経年の仕方が変わるのでそこも楽しみの一つ。 少し甲が高めの設定になっているのも個人的には嬉しい仕様の一つで、逆に甲が低い方は厚めのシワが入るのでそれもまた良い。 そしてこのブーツを持ったとき。 見た目の印象と比べてとても軽やかで、反りも良くスニーカーのように着用できてソールも予めラバーが貼ってあるため急な雨でも気にせずに着用できます。   レザー   新喜皮革 タンニンなめし ホースハイド(ホースフロント)   カラー   ブラック(茶芯) オークブラウン サイズ   US7.5...

COHERENCE/FOUFOU Ⅱ

COHERENCE/FOUFOU Ⅱ

往年の藤田嗣治の着ていたステンカラーコートに思いを馳せて、、   と、こ難しいことはあまり僕には話せないので調べてみるととても洒落者で写真によって本当に様々なおしゃれを楽しでいた方なんだなと。   FOUFOUとは彼のフランス時代につけられたニックネームで、狂気とかそんな意味がありその当時の彼の言動や容姿などから名付けられたものがこのコートにも引用されています。 一見、シンプルなダブルブレストのステンカラーコート。 しかし生地や縫製など細かいところを見れば見る程、僕には狂気じみたCOHERENCEのこだわりを感じます。   言葉の選び方が稚拙ではありますが、単純にきれいなんです。   どの角度から見られても恥ずかしくない、着ていてそんな自信までついてしまいそうな。 国内で運針一つにまでこだわり縫製され、丁寧なアイロンワークで厚地にも関わらず立体的に仕立てられたコートです。 私のおすすめの仕方は少しくせがあるかもしれませんが、少しゆったりしたフィッテングでこのコートを着てもらいたい。 布の分量をしっかりまとって、生地の揺れ方まで楽しんで頂けたらと個人的に思っています。 シンプルなダブルブレストのステンカラーコートだからこそ外套コートのようなシルエットで着てもらうと更にこのコートが輝いて見えるのかなと。   そして今回、カシミア混の生地はブラック。 待望というか、今までネイビーカラーが中心で、ブラックがレパートリーの中に存在しませんでした。 やっと良い黒が作れたのかな?と勝手に想像しています。 カシミアが入ることによって黒が重くなりすぎずに、程よい光沢感で艶やかというよりどんより輝くようなイメージの生地感です。   Nail headに関しては少しナイロンが混紡された生地で、カシミアと比べて少しナイロンのハリ感が出るのかふっくらとした生地感になっています。 釘の頭という柄でバーズアイなどの細かい柄の系譜で、遠くで見るのと近くで見るのでイメージが変わる独特な柄を使用しています。 少しカジュアルな印象の生地ですが、だからこそ使い勝手がいい。 ぜひ2種類の生地を着比べて、細かい混率の違いでも着比べると分かる違いもありますので、ぜひ袖を通しに来て頂けたらと思います。       ・MELTON...

COHERENCE/FOUFOU Ⅱ

往年の藤田嗣治の着ていたステンカラーコートに思いを馳せて、、   と、こ難しいことはあまり僕には話せないので調べてみるととても洒落者で写真によって本当に様々なおしゃれを楽しでいた方なんだなと。   FOUFOUとは彼のフランス時代につけられたニックネームで、狂気とかそんな意味がありその当時の彼の言動や容姿などから名付けられたものがこのコートにも引用されています。 一見、シンプルなダブルブレストのステンカラーコート。 しかし生地や縫製など細かいところを見れば見る程、僕には狂気じみたCOHERENCEのこだわりを感じます。   言葉の選び方が稚拙ではありますが、単純にきれいなんです。   どの角度から見られても恥ずかしくない、着ていてそんな自信までついてしまいそうな。 国内で運針一つにまでこだわり縫製され、丁寧なアイロンワークで厚地にも関わらず立体的に仕立てられたコートです。 私のおすすめの仕方は少しくせがあるかもしれませんが、少しゆったりしたフィッテングでこのコートを着てもらいたい。 布の分量をしっかりまとって、生地の揺れ方まで楽しんで頂けたらと個人的に思っています。 シンプルなダブルブレストのステンカラーコートだからこそ外套コートのようなシルエットで着てもらうと更にこのコートが輝いて見えるのかなと。   そして今回、カシミア混の生地はブラック。 待望というか、今までネイビーカラーが中心で、ブラックがレパートリーの中に存在しませんでした。 やっと良い黒が作れたのかな?と勝手に想像しています。 カシミアが入ることによって黒が重くなりすぎずに、程よい光沢感で艶やかというよりどんより輝くようなイメージの生地感です。   Nail headに関しては少しナイロンが混紡された生地で、カシミアと比べて少しナイロンのハリ感が出るのかふっくらとした生地感になっています。 釘の頭という柄でバーズアイなどの細かい柄の系譜で、遠くで見るのと近くで見るのでイメージが変わる独特な柄を使用しています。 少しカジュアルな印象の生地ですが、だからこそ使い勝手がいい。 ぜひ2種類の生地を着比べて、細かい混率の違いでも着比べると分かる違いもありますので、ぜひ袖を通しに来て頂けたらと思います。       ・MELTON...

wright./『from “A-Lister” to “C-Lister”』

wright./『from “A-Lister” to “C-Lister”』

ある日常的な視点を、逆立ちして物事を見た時、全く新しい価値観が芽生えた。   原田 芳雄主演・黒木 和雄監督 の坂本龍馬映画のあるフレーズ。   この白黒映画は、最高にロック。   今までのWrightのイメージからして、かなり外れている様にも思えるコレクション。   但し自分にとっては衝撃のラインナップでした。   何か怒りや反骨精神を感じる力強さが、デザイナーの中井氏の解釈で制作、誕生しました。 これはまた、別の一面のWrightです。 純粋に見た事が無い物として、今回の企画が始まりました。   今回のバスクは、騙し絵の様な不思議な雰囲気があります。 今年の3月頃、ニットとはまた違う、ガシガシ気にせず着れるアウターの様なバスクシャツが欲しいと中井氏に無理なお願いをしました。   彼は二つ返事で了承し、ライトメルトンでのバスクシャツを今回発表致しました。   ウールアンゴラやウールカシミヤ、そして特別なカシミヤメルトンの硬すぎない程よい厚みは、着用でのストレスを感じ難い作りとなります。 全て洗いをかけての納品となりますので、適度のハリと柔らかさが気持ち良いバスクです。   【Melton Needle Punch Basque Shirt】...

wright./『from “A-Lister” to “C-Lister”』

ある日常的な視点を、逆立ちして物事を見た時、全く新しい価値観が芽生えた。   原田 芳雄主演・黒木 和雄監督 の坂本龍馬映画のあるフレーズ。   この白黒映画は、最高にロック。   今までのWrightのイメージからして、かなり外れている様にも思えるコレクション。   但し自分にとっては衝撃のラインナップでした。   何か怒りや反骨精神を感じる力強さが、デザイナーの中井氏の解釈で制作、誕生しました。 これはまた、別の一面のWrightです。 純粋に見た事が無い物として、今回の企画が始まりました。   今回のバスクは、騙し絵の様な不思議な雰囲気があります。 今年の3月頃、ニットとはまた違う、ガシガシ気にせず着れるアウターの様なバスクシャツが欲しいと中井氏に無理なお願いをしました。   彼は二つ返事で了承し、ライトメルトンでのバスクシャツを今回発表致しました。   ウールアンゴラやウールカシミヤ、そして特別なカシミヤメルトンの硬すぎない程よい厚みは、着用でのストレスを感じ難い作りとなります。 全て洗いをかけての納品となりますので、適度のハリと柔らかさが気持ち良いバスクです。   【Melton Needle Punch Basque Shirt】...

’tensemble NY  2024SS ORDER FAIR.   (-LIST-)

’tensemble NY 2024SS ORDER FAIR. (-LIST-)

’tensemble NY  2024SS ORDER FAIR TOKYO EVENT : 9/25 - 10/3 OSAKA EVENT : 10/5 - 10/12

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’tensemble NY  2024SS ORDER FAIR TOKYO EVENT : 9/25 - 10/3 OSAKA EVENT : 10/5 - 10/12

’tensemble NY  2024SS ORDER FAIR (-IMAGE-)

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