“ANTOS.2024 A/W Order event”

“ANTOS.2024 A/W Order event”

“2024 A/W Order event”

3/20(水)-3/24(日) (銀座店)
3/23(土)デザイナー来店
東京都中央区銀座1-9-8奥野ビルB1 Lister

「It's magic」
2024AWシーズンの展示会。
現物を見たことがなく気になっていたブランドで、ドキドキしながら展示会場へ。

ブランドに迷惑がかからないように手早く見て写真を、、、と思っていましたが結局全型色違いで試着させてもらっていました。

個人的に生地を中心に見てしまう自分にとってはAntosの手掛ける生地は大好物で。

アルパカ100%やシルク100%のフランネル、、、僕にとっては宝箱でした。

写真ではなかなかこれを伝えるのは難しいと思い、お客様に手に取ってもらいたいのでオーダー会を開催させてほしいとお願いをしました。

試着をしながら色々な質問を投げかけていく中で、形容し難い不思議なシルエットはこだわりがあるの?と聞いたところ

「It's magic」

と、にこやかに話してくれるAntosはハイファッションから、ファストファッションまで幅広い環境に身を置き経歴を積んできたデザイナー。

デザインの中心がソフトスーチング、元々の経歴のアルマーニはがっしりとした男性にソフトでタイトすぎないシルエットのリラックスしたセットアップなどを作っていてデザインの根幹にその経験があり、日本でそれを表現したいとブランドスタートさせた。

そのデザインプロセスの中で、日本の生地というのはとても重要な役割を果たしています。

シーズンによってテーマやイメージを変えていく現代のブランディングではなく、デザインの起点を生地に置き実際に産地に赴き生地を触るところから彼のコレクションはスタートします。

様々な国、ブランドを経験した彼になぜ日本の生地を使用するのかという質問をすると

「感覚的な話になるが、織り上がった生地を触ったときに日本の生地には伝統やノスタルジーを感じて、ヨーロッパの生地にはない歴史を感じる。」

現在彼が主として使用している生地は尾州の生地で1世紀を経てもいまだに現役で生地を織り続けているションヘル織機を使用した生地が多い。

日本で初めてその生地に触れた時にヨーロッパの生地にはない、歴史を感じ彼のコレクションにはすべて日本国内の生地を使用することになった。

シルエットを決める際に、パターンのフィッテングには彼自身でフィッティングをしてシルエットを作り上げます。

がっしりとした彼の体型でフィッテングをすることによって、日本人が着用した際に生まれるゆとりをデザインとして落とし込む。

日本の文化を理解し、触れる中で生み出す彼の「丸み」を国内屈指の産地で生まれた生地が融合してANTOS.になります。

Rafal Antos アントス・ラファウ
ANTOS.のデザイナーであるラファル・アントスは、スイス、ロンドン、ロサンゼルス、ワルシャワ、香港、そして現在は東京と、世界中を旅しながらグローバルなカルチャーとファッション・デザインに没頭してきた。

その過程で、彼はグローバルな文化とファッション・デザインに没頭してきた。

彼が収集したすべてのものは、着る人の究極の快適さとスタイルのために、伝統と革新を融合させた手作りのソフト・テーラリングの新シリーズに注ぎ込まれている。

ヨーロッパのラグジュアリーメゾンでデザイナーとしての経験を反映したANTOS.は、工藝とエッジの効いたセンセーショナルな美学を融合させ伝統、プロセス、実用性を兼ね備えたコレクションを発表している。
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